▲ 映画『ミッドナイトスワン』 日本外国特派員協会(FCCJ)会見 2020年10月9日 ©JPNews
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9月25日(金)より全国公開中の映画『ミッドナイトスワン』の主演を務めた草彅剛と脚本・監督を務めた内田英治氏が登壇して、10月9日(金)日本外国特派員協会(FCCJ)で、会見がおこなわれた。会見冒頭、予告編(100秒)が上映され、内田監督は「オリジナル脚本の映画が、これだけの劇場数で公開され、多くの方に観ていただけることをとてもありがたく思っています。」と挨拶。草彅も「この会見で、よりたくさんの方に関心を持っていただき、一人でも多くの方々に作品の魅力が伝わることを願っています。」と語った。そして「トランスジェンダーの役で難しいとは思いましたがそれ以上に脚本から今まで感じたことのないような温かい気持ちが込められているのを実感できました。トランスジェンダーをあまり意識せずに、脚本が持っているエネルギーのようなものを役にのせていきたいと思って演じました。」と、出演した理由や役作りについて明かした。トランスジェンダーの役者起用について内田氏は「この映画は、多くの方が観てくれる作品にすることがまず大事だと感じ、演技がちゃんとできて、日本で広く認知されてる方ということで草彅さんにオファーさせていただきました。トランスジェンダーの役にはトランスジェンダーの俳優をという世界的な流れがあるのは十分承知しています。日本もいずれはそうなるべきだと思っていますが、残念ながら、日本はそのスタート地点にも立ってないという状況です。」と説明。また、タブーのようなテーマを扱う難しさを訊かれ「僕自身は、この問題が、タブーだとは思っていません。基本的には血の繋がっていない関係に芽生えた母性と愛情の物語。トランスジェンダーはあくまでもキャラクターの背景です。映画作りの難しさは、この作品だからという特別なことはありませんでした。」と、回答。公開後には、今まで、語ることを躊躇していた人たちが、この映画に反応してくれているという。
▲ 映画『ミッドナイトスワン』 日本外国特派員協会(FCCJ)会見 2020年10月9日 ©JPNews
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▲ 映画『ミッドナイトスワン』 日本外国特派員協会(FCCJ)会見 2020年10月9日 ©JPNews
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▲ 映画『ミッドナイトスワン』 日本外国特派員協会(FCCJ)会見 2020年10月9日 ©JPNews
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