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ひまわりと菜の花
福島朝鮮初中級学校第4次除染作業に行ってきた
 
李信恵
東日本大震災から、半年となる9月11日、またしても福島朝鮮初中級学校に行ってきた。今回で4回目となる放射能汚染物質除染作業が、同日行われた。

当日、郡山駅まで前回にもお世話になった福島大学の金さんに迎えに来ていただいた。金さんは、第1時の除染作業からこの学校にかかわって来ていたが、今回を持って引退すると聞いた。

引退する理由は、この作業を継続するにあたって信頼できる人材が育ち、新たに指揮をとる専門家がみつかったから。また、福島県内には他にも除染作業支援を必要としている幼稚園などがあり、そこに向かうためという。

少し、寂しい気持ちもあったが、待ち合わせ場所で出会った金さんのオモニの底抜けの明るさで、そんな気分は吹き飛んでしまった。ひまわりのようなオモニだな、と思った。

今回は、寄宿舎周辺の植込みや校舎に近い場所など、重機が及ばず、かつ子どもたちの生活に密接する場所での表土除去作業が行われるという話だった

そして、全国各地から届いた菜の花の種を学校に撒き、東日本大震災が発生した時間に黙とうを行うというスケジュールだった。菜の花の種を撒くというのは金さんのアイデアで、菜の花にはセシウムを吸収する効果があるという。

早朝に学校に到着した後、そこに咲いていたひまわりを抜いた。ひまわりは、土壌にある放射性物質を吸収する効果があるという説があり、当初の除染作業時にその種をまいたそうだ。そしてその後、金さんの引退セレモニーとして数人で菜の花の種をまいた。

私の住む大阪の東大阪市は、作家・司馬遼太郎氏のゆかりの土地。菜の花忌と呼ばれる司馬氏の命日の時期には、氏の愛した菜の花が咲き誇る。その菜の花の種を東大阪市在住の知人に頼んで用意してもらい、その時一緒に撒いた。

そして、2度目の参加となる当日には、参加者全員の写真の写真を取ろう、そして一言でもいいからインタビューをして話を聞きたいと思って参加した。しかし、私はインタビューが苦手というか、はっきり言って下手だ。

「一番聞いてほしいことを聞く」と、以前、ある映画監督に教えて貰ったことを思い出し、福島初中級学校出身者には、「この学校で、1番好きな場所はどこですか?」という質問をした。

「食堂の横の空間」「運動場の端のブロックの上」「遊具のある庭」「寄宿舎」「体育館」「裏山」…答えがいっぱいあった。人の顔がそれぞれ違うように、思い出が詰まった場所も、また違う。

「食堂と、その横の空間」と答えた人は、オモニが食堂で働いていたから、そこでオモニの働く姿を見て、オモニを待ちながら遊んでいたって。男の人が、オモニの話をするときの表情って良いなと思った。

「体育館」と答えた人も多かった。あるアボジは、その理由を「そりゃあ、いっぱいお金を出したからさ」と笑いながら云った。その後、「子どもたちが、みんなこの学校にお世話になった。年寄りでも、できることはするし、頑張らないと。恩返し、恩返し」と、汗をぬぐって答えてくれた。

「裏山」と答えた人も2人いた。1人は、夜に寄宿舎を抜け出してテントを張り、見つかってソンセンニムに怒られたと笑っていた。もう一人は、裏山にはアケビが生っていて、それがとても美味しかったと話していた。そのアケビの話をする彼の表情を見て、私も食べたくなった。

校長先生からは、福島朝鮮初中級学校の松の話を聞いた。校舎の右側の松は、朝鮮半島から持ってきた苗から育ったそうだ。違いは?と聞くと、日本の松葉は二葉だけど、これは三葉だと教えて貰った。どうしてかな?と不思議がっていると、保護者から「朝鮮の松は、根性が入っているから」と云われ、何故か納得した。

一番多かった答えが「寄宿舎」だった。最長で親元を離れ寄宿舎で9年過ごした人もいた。友人が兄弟で、ソンセンニムが親代わりだったと、懐かしそうな目で話していた。彼らにとって、学校はもう一つの家でもあったと思う。

けれど、思い出が詰まった場所の、その前の土を掘り返すのが辛いとも聞いた。答えた人は、無理やり笑いながら話した。私は返事に詰まった。除染作業は、思い出をえぐりとる作業をしているようなものだ。私はそんな作業の写真も撮っていた。自分がひどい人間だと、改めて思った。

いま、福島挑戦初中級学校の生徒たちは、新潟挑戦初中級学校にサテライト疎開している。保護者から、向こうで子どもがさびしくて泣いているという話も聞いた。

福島にある放射能は、誰にも見えない。そして、前例がなかったことだけに、この先はどうなるのかも、誰にも見えないし、わからない。多くの不安や葛藤があり、いろんな考えや、選択もある。

ただ、この日集まったみんなは、いつの日かこの学校に子どもたちが帰って来た時のことを考え、体を動かし、未来のために種を撒き、この日を過ごした。金さんは、「諦めること、先が見えないことが、一番怖いこと」と話していた。そして、「モチベーションを維持することは難しい」とも云った。

けれど、一緒に半年後を夢見て、菜の花の種をまいた。午前中で別れたひまわりのようなオモニとは「来年の春にまた会いましょう」と、握手した。

2時46分の黙とうの時、この学校の時計を写した。半年後の同じ時間も、ここにいたいと思う。私は来年の春、菜の花を見るために、この場所にきっと来る。

子どもたちが笑う横で、松の木はそれを見守り、菜の花やひまわりが季節ごとに校庭の片隅で静かに咲き誇る。そんな日が、いつか来ることを信じている。







 

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기사입력: 2011/09/23 [20:54]  최종편집: ⓒ jpnews_co_kr
 


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