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タイトル「先を走る人たちのコトバ―24歳が学んだこと」
 
カネムラ シオン

「明後日からマレーシアに行って、19日からはヨーロッパに飛びます。」

 

この言葉は航空会社に勤めるパイロットの言葉でもなければ、世界各地を旅しているバックパッカーの言葉でもない。東京に存在するとある中小企業の社長の言葉だ。この社長、どうやら世界中を飛び回っているようで、アジア、アメリカ、ヨーロッパによく行っているようだ。一体、この社長はどういう人なのだろうか?この社長が居る会社はどういう会社なのだろうか?そして、ここまで行動できる力は一体なんだろうか?

 

ハッソー株式会社という会社の名前を御存知だろうか?この会社では生活用品の開発などを行っている。ハッソー株式会社の名前の由来は「発想」から来ている。ハッソーで開発している生活用品はまさに「発想」を大切にしており、ハンディワイパーやウエットティッシュなど私たちが普段の生活で欠かせないものである。そして、これらの商品には「発想」から生まれた技術がつぎ込まれている。ハッソーの商品のほとんどは社長を務める山田菊男さん(66歳)が開発しているという。66歳と聞くとかなり年を召していらっしゃるのではないかと思ったところ、かなり若々しく、エネルギッシュな方だった。

 

▲ ハッソー株式会社 山田菊男 社長    ©JPNews

 

山田さんはもともと、シンガポールの方で会社を経営していたが、のちに日本に帰国し、また新たに中国で会社を起こす。それがハッソーだった。当初は中国江蘇省の10坪の土地で、仕入れを行い、商品を開発する日々だったという。そのせいか、会社には中国人が多く、社長はよく「我が社は中日連合だ」ということを言うらしい。私はふと思ったことがある。外に飛び出していく勇気はどこから出てくるのだろう?そして、語学はどうしているのだろう?大学時代に、私は釜山へ1年間の交換留学をしたことがある。この交換留学は本当にある日突然決まったものだった。留学ができるということで、私はとても嬉しい気持ちだったが、その反面、韓国という見知らぬ土地で本当に生活できるのか、語学もままならないのにどうすれば良いんだろう。生来、臆病だった私はそんな悩みがあった。しかし、山田さんは違った。

 

「どこへ行くかは合理性で考えて、理にかなった場所で作っていきたい。」

 

そのような信条で山田さんは中国へと飛んだという。そして、見知らぬ土地に行くのに全く語学の心配もしていなかった。

 

山田さんはもともとモノづくりが好きだった。山田さんのお父様もモノづくりが好きで、その血を受け継いだのではないかと山田さんは考えている。中国に居るときには借金をしながら、モノづくりに没頭していた。そして、山田さんは中国で起業して3年目にチャンスに巡り合うことになる。 

 

3年目のある日、山田さんの下にアメリカの大手化学メーカーから山田さんの発明の特許についての問い合わせがきた。大手化学メーカーが開発している製品にどうしても山田さんの技術が必要だとのことだった。この大手化学メーカーとすぐさま提携することを決め、これをきっかけに日本の大手化学メーカーからも提携の依頼が来るようになった。そして、現在では、年間に50数億円の売り上げを出し、東京に本社を置き、日本や中国、タイに工場を持つ企業へと成長した。

 

 この会社の強みは何と言っても山田さんを中心とした製品開発だ。山田さんは中国に専用の研究室を持っており、そこで日夜、製品開発をしている。山田さんによれば、製品開発のヒントを得て、短ければ1年で商品を作ってしまうという。山田さんが開発した製品は多数あり、なかなか紹介しきれないのだが、今回の記事では水解紙とパンツを取り上げたいと思う。

 

紙は水に溶けるものという考えをお持ちではないだろうか?実はその考えは少し違う。紙は水に溶けにくく、時には下水管を詰まらせてしまう原因になる。日本では、トイレットペーパーとウォシュレットの普及や強力な下水道のお陰で下水管が詰まったり、汚物処理場で問題が起きたりすることは少ない。しかし、アメリカでは現在、水に溶けなかったウエットティッシュがゴミとして沈殿し、汚物処理場の機能に問題を起こしているとして社会問題化している。

 

普通、トイレットペーパーを使うものだとお思いだろうが、アメリカでは様々な事情からウォシュレットが普及していないため、ウエットティッシュを用いるという。このアメリカの社会問題にひとつの答えを出したのが、ハッソーの水に溶けるウエットティッシュの開発だった。この水に溶けるウエットティッシュは溶けないウエットティシュで悩んでいる国で紹介され、今年の6月から水の中で分解するお尻拭きとして発売されるという。この製品の開発には、2年の時間が費やされた。この水解紙の開発は何度も実験を行い、さらにこの製品を作るための機械を開発するのに時間が掛かった。

 

次に紹介したいのは、オムツの話だ。オムツと聞いて、ここで読まれている読者が連想するのは、赤ちゃんや高齢者が履いている白いオムツを想像するだろう。しかし、この白いオムツはあまり評判が良いものではない。特に、高齢者からはオムツを履きたくないという意見が数多く出てくる。私の祖母も晩年、オムツを履いていた。祖母はオムツを履くのを良いとは思ってはいなかった。しかし、年齢のせいでどうしても履かなければならず、祖母が亡くなる1年前になると、オムツを履くようになっていた。気丈で、お洒落な祖母はオムツを履くようになってから、少しずつ老けていったような気がする。私は祖母にオムツの嫌なところを聞いたことがある。祖母は「かたちがどうしても良いとは思わないし、なんだか赤ちゃんに戻ってしまったような気がする。しょうがなくこれを履いているんだけどね・・・・・」祖母はそんなことを言っていた。

 

オムツの問題は履く当事者の気持ちの中で抵抗が起きることだけではない。オムツは通気性が良くない。どんなオムツでも、汗をかくなどによって、蒸れてしまい、かぶれの原因になる。

 

そのようなオムツを普通と変わらないパンツのようなものへとデザインを変え、さらに履きやすく、通気性も良いものへと変化させることになったのが、山田さんが開発したパンツだった。

 

▲ ハッソー株式会社     ©JPNews

 

オムツと山田さんにはちょっとした縁がある。元々、山田さんの父親はオムツのフィルムを製造し、大手企業に収める仕事をしていた。なんとかしてオムツを変えることができないのか?と山田さんは長年考えていたという。その結果が、今回、新しいオムツの開発ということで結実することになった。

 

このオムツの特徴は2つある。1つはこのオムツのデザイン。そして、もう1つは通気性の問題だった。オムツのデザインは先述したように評判が悪い。このデザインは長年、オムツを作る人たちの間でもなんとか変えたいものとして考えていたが、山田さんはこのオムツのデザインを普通のパンツと同じようなデザインに変更し、オムツの生地の素材には紙を選んだ。さらに山田さんが日夜研究を続けていた技術を用いて、紙を素材にした通気性の高い生地を作ることができた。さらに、オムツは履き替えるときに、オムツごと全てを履き替えなければいけないが、山田さんの開発したオムツはオムツの中にあるパットを替えることによって、オムツを使い続けることができる。経済的にも、履いている側にとっても嬉しいオムツの誕生だ。このオムツの開発は山田さん自身も「凄い物を発明した」と思っている。

 

私はもし、祖母が生きているときにこのオムツがあったのならば、祖母は喜んで履いていただろうと思う。さて、このような素晴らしい商品の開発には一体どのようなコツがあるのだろうか?

 

私がそのコツのようなものを山田さんに聞いてみると、コツというものはないという。とにかく人が喜ぶものとは何か?どういうものがあったら良いのか?ということを念頭に常に考えているという。

 

しかし、それだけではないはずだ。これだけ素晴らしい製品をこの世に出しているのだから。何かあるに違いないと思ったとき、私は山田さんのコトバに感銘を受けた。

 

「物を考えていく集中力と時間が大事なんだと思いますね。」

 

確かにそうだ。と思った。集中力と時間。この2つはとても重要なことだが、なかなかできるものではない。余程の情熱が無ければ物事を考える集中力と時間は持つことができない。山田さんのコトバはモノづくりへの愛情を示しているのだと思う。さらに山田さんはこのようなことを私たちに語ってくれた。

 

「我々の商品を超えてくのは、我々でなければならないんです。」

 

自分たちの商品を超えていくのは、自分たち。確かにその通りかもしれないが、企業としてやっている以上は、他の企業とも競争していかなければいけない。それが資本主義社会のルールだ。しかし、そうではなくて、自分たちで開発した商品は自分たちで超えていくことを目標にしていくということだった。

 

▲ ハッソー株式会社     ©JPNews

 

山田さんは常に開発をしている段階から「これは良い商品なのだろうか?」ということをいつも問いながら、商品を開発しているという。それは作り終えても変わらない思いだそうだ。さらに重要なのは開発している自分の考えにとらわれないということだった。つまり、山田さん自身が作り出した製品の欠点を誰かに指摘された際に、山田さんはそれを素直に受け入れ、意見として採用するという。この柔軟で素直な姿勢に私は非常に感銘を受けた。

 

物を作るということは自分の思い入れや拘りのようなものが出てくる。しかし、そのような思い入れを超えて、その商品を良い物にしていくにはどうしても自分が作っている者を使っている人間やその他の第三者の意見というものが必要だ。常に自分は他者という存在を通して、改善をしていく。その他者から繰り出される意見には必ず耳を傾け、その意見を常に自分が作ったものに取り入れていくという。それは妥協をしていくということではなくて、物事を良くしていくためにはどうしても必要なことなのだ。

 

「ダメな弱点を見つけて、壊すのは私。」

 

モットーという言葉を付けていいのか分からないが、仮に山田さんがモットーや哲学を語るということになったら、この言葉がぴったりとくるのではないかと思った。山田さんは将来、社内の中でやりたいことを語ってくれた。

 

「もしも、この会社が大きな規模になったら、同じものを作る2つのチームを作って、チームごとがお互いに情報をオープンにしながら、競い合っていく。社員はそのチームの会議の両方に出てもいい。他のチームの人間が会議に参加しても、拒否してはダメ。お互いに情報をオープンにしていく。経費が掛かると言われるかもしれませんが、私はやりたいと思います。もうちょっと会社が大きくなったらね。」

 

何かを作るということは、孤独な作業だと思われることが多い。確かにそういう面は否定できない。しかし、山田さんは別の考え方をしているようだ。何かを製品を開発するにしても、社内で競争していくこと、そして、お互いに情報を交換して、良い競争をすることによって、製品を開発していく。これが理想だ。ひとりで何かをすることはできない。しかし、こういうことはチームであるからこそ、実はできることだ。山田さんはとても人を大事にしている。今回の取材の中で私が感じたのは、人を大切にする姿勢だった。ハッソーには外国人が多いが、全ての人間を受け入れ、平等に接している。

 

山田さんは、人を重視している他にチームワークを重視している。今回の取材の中で山田さんは私たち取材班にチームワークの大切さを強調していた。

 

「本当に大事なことは何度も言うようにチームワークですよ。これが無い限りスーパーマンでは勝てない。」

 

山田さんの開発している製品は山田さんひとりでは作ることができない。水解紙の開発には2年の時間を費やしたというが、この2年は山田さんひとりが奮闘しただけではなく、あらゆる人が奮闘した結果だ。水解紙だけではない。ハッソーで作り出した製品は山田さんだけの力ではなくて、あらゆる人の力が費やされている。当たり前のことほど、私たちは忘れてしまうし、時に当たり前のことを現実的ではないと言って、軽く見てしまうこともある。しかし、山田さんの心の中には私たちが大切にしなければいけないことを行っていく精神があった。

 

思えば、山田さんが開発したものも山田さんの姿勢が表れているのではないかと思った。水解紙やオムツなどは人に優しいものだ。そして、環境にも優しい。人への優しい姿勢こそ、山田さんの発明の最大の秘訣なのではないかと思った。山田さんは最後に大事なことを私に語ってくれた。

 

「大事なのは難しいことではなくて、何かをやりたいという気持ちであり、それに向かう集中力と知恵と実行力ですよ。」

 

このように語る山田さんの姿を24歳の私はカッコいいと素直に思ってしまった。

 

 


 

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기사입력: 2016/06/02 [10:49]  최종편집: ⓒ jpnews_co_kr
 


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