▲ 10月歌舞伎公演『通し狂言 平家女護島』 ©JPNews
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10月1日(月)から、国立劇場で幕を開けた10月歌舞伎公演『通し狂言 平家女護島』の公開舞台稽古が、初日前日の9月30日に行われた。歌舞伎では、平家打倒の計画に参加して流罪となった俊寛僧都(しゅんかんそうず)の悲劇を描く『鬼界ヶ島』が専ら単独で上演されるが、平清盛生誕900年に当たる今年、物語の背景となる清盛の存在にも焦点を当て、平清盛の横暴や俊寛の妻・東屋の自害を描いた『
六波羅清盛館』、名場面の『鬼界ヶ島』に、皇位を狙う清盛が亡霊に苦しめられる『敷名の浦』という場面構成で、23年ぶりに通し上演される。舞台稽古後の会見で、芝翫は「国立劇場ならではの大きな船や舞台がぐるぐる回ったり、歌舞伎らしさの飛び出す絵本みたいなそういう感じが見所ですね。」と話し、橋之助、福之助二人の息子について「小さい頃にお芝居ごっこでやっていて、今日舞台稽古に出て来て、本当にやっているなって感じなんですが、こんなに大役をやらせていただいて。」と目を細めながらも「今歌舞伎界は20代30代の若手が多いので、みんな僕たちよりも戦いが大変だと思いますから、これから厳しい争いがあるんじゃないですかね。」と続け、エールを送った。そして「歌舞伎は、長いとか分らないとかありますが、国立劇場はお値段もリーズナブルで、まして通し狂言で話も分かりやすいので、歌舞伎ファンの方は勿論、これから歌舞伎を観る方は、是非とも国立劇場に足を運んで頂きたいなと思っております。」と呼びかけた。
▲ 10月歌舞伎公演『通し狂言 平家女護島』 ©JPNews
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▲ 10月歌舞伎公演『通し狂言 平家女護島』 ©JPNews
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▲ 10月歌舞伎公演『通し狂言 平家女護島』 ©JPNews
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今回会見後には、報道陣に向けて、舞台の御座船上から俯瞰撮影OKのサプライズ企画、清盛の目線がこれだっ。
▲ 10月歌舞伎公演『通し狂言 平家女護島』 ©JPNews
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【通し狂言 平家女護島】 会期 : 2018年10月1日(月)~25日(木) 会場 : 国立劇場大劇場(東京・半蔵門) 出演者 : 中村芝翫・片岡孝太郎・中村亀鶴・中村橋之助・中村福之助・中村梅花・坂東新悟・中村松江・中村東蔵 他 チケット(税込): 特別席 11,000円(学生 7,700円)/1等A席 9,800円(学生 6,900円)/1等B席 6,400円(学生 4,500円)/2等A席
4,900円(学生 3,400円)/2等B席 2,700円(学生 1,900円)/3等席 1,800円(学生 1,300円)※障害者2割引 問い合わせ : 国立劇場チケットセンター 0570-07-9900(午前10時~午後6時)
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