▲ 大阪文化芸術祭〜That’s Entertainment of OSAKA〜 ©NewsWire/JPNews
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『大阪文化芸術支援プログラム』の一環として『大阪文化芸術祭〜That’s Entertainment of OSAKA〜』が、12月1日(水)、大阪・中之島のフェスティバルホールで開催された。音楽やレビューショー、漫才、上方歌舞伎、能楽など、大阪の魅力を満載した多様なエンターテインメントショーに、様々なジャンルのレジェンドや若手アーティストが競演してパフォーマンスを披露した。新型コロナ感染防止対策として、事前申し込みで選ばれた約2,000人が、ワクチン接種証明やPCR検査の結果通知などを提示して入場した。
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オープニングの『アロージャズオーケストラ&TSUKKI』では、2024年パリ五輪のブレイクダンスでメダルが期待されている中学3年生のTSUKKIがキレキレのダンスをみせ、歴史のあるオーケストラと最旬の若者とのコラボに会場は拍手が鳴り止まなかった。オープニングから熱い会場に、MCの松竹新喜劇・渋谷天外は「すごい!」と驚き「この2年は本当に厳しかった。11月に松竹座で2年ぶりに公演できたのは、お客様のおかげ。」と、イベントが出来ることを感謝した。そして、主催を代表して、吉村洋文大阪府知事と松井一郎大阪市長も登壇し、やはり「この2年、生の文化芸術に触れる機会が少なかった分おおいに楽しんで欲しい。自身も楽しみにしている。」と来場者への感謝の言葉と共にアピールした。また、松井市長が、吉村知事の服装をリスったり、カラオケの裏話をするなどして、イベント盛り上げにサービストークも展開した。続いてのステージには、いつものハンチングスタイルの木村充揮と上田正樹が登場して『ON A SLOW BOAT TO CHINA〜君といつまでも』や『悲しい色やね』などをパフォーマンス。今日が67歳の誕生日の渋谷は「2人の歌が最高のプレゼント」と笑顔をみせ、木村が「死ぬまで歌い続けるぞ!」とシャウトすると会場から歓声が上がった。
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後半は、ガラリと会場の空気が変わり、歌舞伎俳優の中村壱太郎と能楽師の大槻裕一による『船弁慶』のスペシャル版。ステージに笛、鼓が響き、圧倒的な迫力。ステージ後には、二人ついての紹介や上方歌舞伎や能楽の歴史なども伝えられた。続いて、日本高校ダンス部選手権で全国最多となる7度の優勝を誇る同志社香里高等学校ダンス部が、この夏の大会に向けて創作したオリジナルダンス『翔破』を32名の部員たちがステージをいっぱいに使って熱量たっぷりにパフォーマンス。さらに、OSK日本歌劇団がステージに登場し「来年創立100周年を迎えること、2月には記念公演も行われること、笠置シズ子、京マチ子といった名女優を輩出してきたこと」など、その歴史が説明され、アロージャズオーケストラとのコラボ曲『星に願いを』をムーディーな雰囲気で。ラインダンスで魅了する『フレンチカンカン』や昭和5年から歌い継がれているOSKのテーマソング『桜咲く国』などのナンバーで、会場を華やかに盛り上げた。ラストステージはオール阪神・巨人の漫才。コロナ禍でのブランクをまったく感じさせない漫才を披露。2人の作り出すしゃべりの世界に、会場は大爆笑に包まれた。
▲ 大阪文化芸術祭〜That’s Entertainment of OSAKA〜 ©NewsWire/JPNews
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フィナーレでは、出演者全員が舞台へ集合し、渋谷が「大阪の文化、芸術はコロナと向き合って進んでいる、大阪が光り輝く街になるようがんばっていきたい。」と、宣言。そして「知事、市長、来年もよろしくお願いしますよ!」と訴え、出演者全員で名曲『見上げてごらん夜の星を』を歌唱。温かい空気の中イベントは幕を閉じた。
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