▲ 第35回東京国際映画祭 アンバサダー 女優 橋本愛 ©NewsWire/JPNews
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第35回東京国際映画祭まで、約ひと月となった9月21日(水)、全上映作品が発表となる『ラインナップ記者会見』が行われた。会見には、『コンペティション』部門に選ばれた日本の映画監督、今泉力哉、福永壮志、松永大司の三氏と、2年連続フェスティバルアンバサダーを務める女優の橋本愛が登壇。橋本は今年もアンバサダーに選ばれた感想を「ありがたく、光栄なこと」と述べ、2年目の活動の在り方について「今年は、日本の映画界に立ちはだかる、ハラスメントや労働環境、日本の社会のLGBTQの問題などの課題を話して行けたらと思っています。上の世代の方々と若い者たちが、お互いの声を聞き合うということが、これから物作りに於いて 必要なことなんじゃないかと思いました。私たち若い者も表現方法をきちんと鍛えて、自分の中にあるものを『伝わるように伝える』というスキルを磨いていくことが大事だなと思っています。」と、語った。そして、昨年の活動は「映画そのものの役割についても考えるきっかけになった。」と言い、「映画を通して、生きやすい世界になって欲しいと「歴史や伝統を守っていく姿勢、それ自体は美しく素晴らしいけれど、それらを守り抜く過程でこぼれ落ちてしまう人たちがたくさんいる。そうした人々の悲しみや苦しみに寄り添って『それでも生きていて欲しい』という気持ちでものを作っていくのが、映画であり芸術であると思います。」と、真っ直ぐに前を向いて話した。
▲ 第35回東京国際映画祭 アンバサダー 女優 橋本愛 ©NewsWire/JPNews
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