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子どもたちも託す日本の未来
 
渋井哲也
8月30日午後9時過ぎ、東京・青山のバーでは、知人の結婚式の二次会が開かれていました。そこにいた20代や30代の若者たちが、ケータイの画面に見入っていました。その若者たちは衆議院選挙の開票速報をチェックしていたのです。そして、その中の一人が「いよいよ民主党政権か」と言葉を漏らしました。日本ではこの日、衆議院議員選挙が行われたのです。
 今回は、自民・公明の連立政権か、民主党を中心とする政権かの「政権選択」がテーマだ、というメディアの報道が多くなっていました。選挙は、そのときの「与党」の信任・不信任を問うものですが、日本では、選挙によって政権が本格的に変化した、ということを経験していません。これまで日本では、革命はおろか、選挙による政権交代も実現していませんでした。
 結果は、自民惨敗、民主圧勝により、政権交代が実現しました。初めて選挙によって本格的な政権交代がなされたのです。小泉改革を選択したときと同じように「新しい政権への期待」「変化への願望」があるのでしょう。また、自民党は結党以来、始めて「第1党」の座を譲りました。これは歴史的な変化です。しかし、民主党の中心メンバーは、かつて自民党だった議員たちです。今度の選挙前に自民党から抜けた渡辺喜美氏がつくった「みんなの党」も5議席獲得できたことを考えると、「保守」の翼が広がっただけとも言えます。
 「自民は嫌だ、でも、民主には入れたくない。そんな人たちには、『みんなの党』は魅力的だったんだろうなあ。その意味では、日本は、自民が中心なんだね。かつて小泉純一郎が『自民党を壊す』といったように、アンチ自民の保守はそれなりに票を獲得するんだね」(40代、男性)
 政権選択の基準はそれぞれの有権者によって違ってくるのは当たり前です。どの立場にいるのかによっても、投票行動が変わってきます。小選挙区が中心の選挙制度ですから、ムードによっては、第一党が過半数を超えるばかりか、安定多数(すべての常任委員会で半数を確保。そして各委員会で委員長を独占する数)になる可能性を秘めています。
 そんな中、個別政策では未知数の、小沢一郎・代表代行が送り出した女性議員たち、いわゆる「小沢ガールズ」がたくさん誕生しました。こうした光景をみると、4年前に数多くの「小泉チルドレン」(小泉純一郎元総理の下で産み出された新人議員たち)が誕生したときと世論の質は変わっていないということなのでしょう。
 前回の小泉純一郎元首相が「郵政民営化」を訴えた選挙後、自民党は安定多数を得ました。ただ参議院では公明党の協力を得なければ半数を超えないために、連立政権を維持してきました。しかしながら、自民・公明政権の下では、日本社会は大きく変化しました。正社員になれない非正規雇用が増え、失業者も増え、30代の自殺者も過去最高という数字になってきています。地方も疲弊してきましたし、都市においても格差が生じて来ています。
 ただ、そうした「小泉改革」を支持した人たちは、当の若者だったり、公務員への不満を持っている人たちが多かったように思います。その中には、小泉改革によって、はじき飛ばされた当事者たちもいたことでしょう。
 様々なことを思うとき、私には、投票行動に責任を負っているようには見えません。なぜなら、今回の選挙も含めて、ムードと人気によって投票しているように思えるからです。
 たしかに、「小泉支持」に対して、有権者の中には、「新しいことへの期待」があったのだと思います。報道の中にも、そうした期待を込めた内容もあったように記憶しています。しかし、ちょっと想像すれば、「小泉改革」が何を導くのかは分かったのではないかと思います。とはいえ、想像力が欠けるほどの期待があったのではないでしょうか。ただ、期待通りにならかった結果、もともとあった日本社会のひずみ・ゆがみが露呈してきたように思います。
 そうした選択の結果、「やっぱり選択は間違っていた」と自覚した有権者もいました。「あのときまではよかったが、その後失敗した」と思った有権者もいました。あるいは「最初から失敗は目に見えていた」という声もあったとも思います。
 小泉以後も、安倍、福田、麻生という3人の首相が選挙をしないままで誕生しました。ほぼ4年間、衆議院を解散させることができなかったのです。もちろん、民主党を始めとする野党陣営のだらしなさも指摘できるでしょうが、もっとも欠けていたのは有権者のエネルギーだったのではないでしょうか。政治的な無関心、あるいは、関心があったとしてもどのように動けばよいかわからない日本人の政治スタンスがはっきりと現れた4年間でした。
 今回の選挙で、ある有権者(21)は「政治のことはよくわからない。わかるようになってから投票に行く」と言って棄権しました。「わかるようになってから」ではなく、「わかるように勉強する」なら分かります。
 しかし、「わかるようになる」まで投票しないという姿勢は無責任のようですが、有権者全体の政治姿勢に共通するものがあるのではないかと思えるのです。これでは、子どもや若者たちに希望のある未来を作り上げることができるのでしょうか。
 ある女子高生(16)はこう言っています。
 「選挙権があるんだから、大人たちはちゃんと考えて選択してほしい。その結果、選挙権がない私たちも振り回されるのですから」
 私たちは、この女子高生の思いをどのように実現していくことができるのでしょうか。その中で注目すべきは、薬害肝炎九州の原告だった福田衣里子さん(28)の当選ではないでしょうか。福田さんは、自民の大物議員、久間章生・元防衛大臣を破ったのです。福田さんをはじめ多くの新人議員のみなさん、もし、民主党が、子どもたちや若者たちに希望を与えない政権になってしまったら、再び声を上げてください。

 

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기사입력: 2010/02/03 [20:31]  최종편집: ⓒ jpnews_co_kr
 
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