本場アメリカから90年代に船出し、爆発的な注目を集めるミュージカル『rent』の日本語版の2年ぶりとなる公演が決まり、その制作発表が6月22日に都内で行われた。10月から全国で順次公演される。
▲ ミュージカル『RENT』製作発表 ©jpnews/幸田匠 | | 2年ぶりとなるミュージカル『rent』は福士誠治、ソニンら新たなキャストを迎え一層演出に力を入れての再演となる。 ミュージカル『rent』は1990年代のnyを舞台にした物語。 それぞれが貧困や病による人生への絶望感など様々な問題を抱えながらも、夢を抱き日々を力強く生き抜く若者たちの現実を描いたミュージカル。
▲ ミュージカル『RENT』製作発表 ©jpnews/幸田匠 | | 1996年にオフ・ブロードウェイで初演するとたちまちの大ヒット。そのわずか2か月後にブロードウェイへ進出し、トニー賞4部門やピューリッツァー賞を受賞するなど数々の“伝説”を持つ作品。 現在でも本国アメリカはもちろん全世界でオリジナル・キャストを含むブロードウェイ・カンパニーまた各国語版の公演が好評を博している。
▲ ミュージカル『RENT』製作発表 福士誠治 ©jpnews/幸田匠 | | 日本語では過去3度上演されたが、今回は2008年に上演されたものの再演。 従来の『rent』の型にはまらない、エリカ・シュミットによる斬新な演出と、ミュージカルでは無名だが実力あるキャストをオーディションで発掘し、抜擢したことも話題だ。今回もオーディションを開催し福士誠治、ソニン、キタキマユら新メンバーが加わった。 会見では、名曲『seasons of love』をキャスト全員で披露。
▲ ミュージカル『RENT』製作発表 ©jpnews/幸田匠 | | この作品に初参加となるソニンは「この作品『rent』はブロードウェイでも観たし、前回の日本公演も拝見しました。あまりにも有名な作品だし、まわりにも『rent』好きが多い。それ(皆様の期待)を考えるとプレッシャーに押しつぶされそうになるのですが、この作品が持つメッセージ性に真摯に向き合いたい」と話し、自らの課題は「減量でしょうか・・・。恵まれてる環境で生きてる感じがしないように役作りに専念します」と作品への思いを熱く語った。rentファンを自称するソニン。オーディションにも積極的に参加するなど自らの手でヒロイン・ミミ役を勝ち取った。悩みや葛藤を表現できたらと意欲は十分。
▲ ミュージカル『RENT』製作発表 米倉利紀 ©jpnews/幸田匠 | | 前回も出演した米倉利紀は「今回もとても素晴らしい個性あふれるキャストが集合した。既存のものとは全く違う『rent』を表現できたら」とRENTファンへ再来場のアピールも忘れない。
▲ ミュージカル『RENT』製作発表 ©jpnews/幸田匠 | | 公演は東京公演が10月7日(木)から11月23日(火・祝)までシアタークリエにて。その後、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、愛知 中日劇場ほかでも上演される。チケットは東京公演が7月31日(土)に一般発売開始。
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